MIB最新作『メン・イン・ブラック : インターナショナル』のあらすじとネタバレあり評価!印象に残らないけどブロックバスターとしては悪くない

SF メン・イン・ブラック : インターナショナルのネタバレあり評価

メン・イン・ブラック : インターナショナル


監督:F・ゲイリー・グレイ
出演:クリス・ヘムズワース、テッサ・トンプソン、リーアム・ニーソン、エマ・トンプソン、レベッカ・ファーガソン、レイフ・スポール他
言語:英語
リリース年:2019
評価★★★★☆☆☆☆☆☆

Men in Black: International(2019) ©Columbia Pictures『参照:https://www.imdb.com


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~”薄っぺらい、楽しい、スピーディ!大画面で楽しむブロックバスターとしては一見の価値あり”~
~”メン・イン・ブラックのシリーズに追従する作品では無いし、ヘムズワースとトンプソンは無駄遣いされてしまう点は評価できないけど、それなりに楽しめるSFアクション”~

もくじ


あらすじ


メン・イン・ブラック、通称MIB
地球内外のエイリアンを監視・取り締まる最高機密機関
しかし、MIBのロンドン支局にスパイが潜んでいる可能性が浮上
先輩エージェントHと、エリート新人のエージェントMのタッグが捜査を開始
そこへシェイプシフトを得意とするエイリアンが現れ、二人に襲いかかる
エイリアンの狙いと黒幕の正体は・・・
エージェントHとMが地球を救う為、世界中を駆け巡るSFアクション


レビュー

一世を風靡したトミー・リー・ジョーンズとウィル・スミスのバディ・アクションの炎が遂に燃え尽きた『メン・イン・ブラック3』(2012年)から、7年の時を経てリブートされた『メン・イン・ブラック : インターナショナル』は夏の短命なブロックバスターにお誂え向き。ジョーンズとスミスに代わり、『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017年)で好演を果たしたクリス・ヘムズワースとテッサ・トンプソンが新たにエージェントHとエージェントMとして再びタッグを組みますが、『メン・イン・ブラック : インターナショナル』は二人の相性を充分に引き出す事無く終幕を迎えてしまうので、キャスティングと脚本の掛け違いが顕著な点は残念です。

『メン・イン・ブラック : インターナショナル』はフランスのパリを訪れたエージェント、ハイTとHの回想シーンで幕を開けます。

パリのアイコニックなランドマーク、エッフェル塔の最上階に謎のエイリアン、“ハイヴ”が巣食う世界と地球を繋ぐワームホールが出現し、不憫にもそこでプロポーズを試みるアベックを追い払った後、二人は銃を構え、緊張した面持ちで眩い光を放つワームホールに忍び寄ります。ポップコーンが無くなる前にアクションを楽しめるかと思いきや、幸先の悪さを案じする様に『メン・イン・ブラック : インターナショナル』は別の回想シーンに移り、幼いモリー・ライトとエイリアンの運命的な出会いを描いた場面へ。開幕から10分で3年前、20年前、そして現在へとシーンが跳ね回る事で内容が印象に残らず、何より紛らわしかったです。ラストに向けた伏線としていずれも必要なシーンですが、ストーリーの構成として工夫の余地はあったであろうものの、『メン・イン・ブラック : インターナショナル』は一も二も無くアクションとCGiで塗りたくった世界へと急ぎたい様子。

その後モリー・ライトは頭脳、身体、精神のあらゆる側面で抜きん出た女性へと成長しますが、20年前に夜闇へ姿を消したエイリアンと両親の記憶を消した黒服の男たちを忘れられず、メン・イン・ブラックとなる事を夢見て様々な手段でコンタクトを試みます。しかし、都市伝説としか考えられていないメン・イン・ブラックに就職を希望するモリーは、周囲に変人扱いされてしまう。

メン・イン・ブラックは実在する?

『メン・イン・ブラック』(1997年)や『FRINGE/フリンジ』(2008年~)に登場する黒装束の男たちはメディアの空想とは限らないそう。そもそもメン・イン・ブラックとは実際に米国政府、または米軍の機密組織として活動すると考えられていて、陰謀論やオカルト伝説と関係して語られる事が多いらしいです。

目撃情報も多く、メン・イン・ブラックの活動目的は地球外生命体の情報を民間人から隠蔽する事だとされます。映画でも描かれる通り、エージェントは全身黒装束で、UFOや地球外生命体を目撃したり、何らかの情報を入手したとされる人物の前に姿を現します。口外したりこれ以上関与すれば危害を加えると脅迫すると言われていて、その点は映画の描写とは大きく違う不気味な存在らしい。

メン・イン・ブラックの目撃情報によると、彼らの薄気味悪さは黒装束では無く、どこか人間離れした顔形や表情と声だと言われていて、顔は毛一本無くて声は抑揚の無い録音の様だと報告されているケースが多くあります。

ダニー・ゴードンの一件が数ある目撃例の中でも有名。1987年10月7日の朝、ヴァージニア州のラジオレポーター、ダニー・ゴードンは地元保安官3人がUFO目撃したとレポート。するとリスナーからも同じUFOの目撃情報が殺到したそうです。ゴードン自身は目撃情報に懐疑的で、米軍が試作兵器をテストしていたのだろうと考え、2週間後に目撃情報が寄せられた現場へと赴き、実際にUFOと思しき写真を撮影。しかし、現像して公になる前に何者かから電話を受け、政府とCIAに情報を引き渡し、これ以上の詮索は止める様に警告されたと言います。

しかし、警告を無視して会見を開いたゴードンが自宅に戻ると、自宅は明らかに侵入されて物色されており、その後新聞記者を名乗る二人の男たちがインタビューに訪れたとの事。インタビューに応えたゴードンですが、記事がいつまでも刷られていない事を不思議に思い、各地の新聞社に問い合わせたところ、誰一人として彼の記事を書こうと企画した人物は居なかったらしい。その後も調査を続けたゴードンですが、徐々に体調を崩し始め、過労によるものと推定されましたが危険を感じて、調査を諦めたそうです。

ゴードンを含む様々な目撃情報によれば、メン・イン・ブラックは気味の悪い事に脅している相手の事や家族のあらゆる情報を掌握しており、あらゆる手段で脅迫する集団だと言われています。メン・イン・ブラックは実在するのか。悪名高いエリア51しかり、米国の大統領にでもならない限り、誰も知る事の無い永遠の謎ですが、好奇心は間違いなく擽られる存在です。

メン・イン・ブラックに執着するモリーは、NASAのモニタリング・システムをクラックして、地球に向かって飛来する物体を監視。遂に未確認飛行体を発見し、着陸予想地点へと急ぐと案の定、メン・イン・ブラックが登場。モリーが天才的な知性を備えているとは言え、政府の最高機密とも言える組織とは思えない愚鈍な行動に失笑したのも束の間、タクシーに乗ったモリーは滞りなくメン・イン・ブラックを尾行して本部へと辿り着きます。


映画『メン・イン・ブラック : インターナショナル』のネタバレ
難なく米国の最高機密組織に辿り着いてリクルートされる事に成功したモリー・ライト


出典:”Men in Black: International(2019) ©Columbia Pictures”『参照:https://www.imdb.com

その後は囚えられるも陳腐な台詞のオンパレードが奇跡的に功を奏し、晴れて見習いとしてメン・イン・ブラックのエージェントMとなったモリー。

優秀で好奇心旺盛なキャラクターである事以外に特徴が無く、20年の歳月を費やしたらしいメン・イン・ブラックの追跡劇も難無くゴールを迎えてしまうので、ここまでは退屈と言わざるを得ません。コメディ色を備えたSF映画とは言え、趣味も恋人も無く仕事に全てを捧げられる人物と言うだけで、採用試験を受けさせる米国の機密組織。それなら日本企業に勤める大半のサラリーマンがメン・イン・ブラックに適している可能性を秘めているので、是非日本へリクルートに訪れて頂きたいところ。

速いペースで進むストーリーが必ずしも瓦解を齎すとは言えませんが、エージェントHとエージェントMがタッグを組んで謎解きに挑むシーンに突入してからもスローダウンしてくれないのはマイナス。

一方で次々と展開するストーリーに伴うスピーディなアクションは『メン・イン・ブラック : インターナショナル』の大きな観どころです。秀逸な擬斗や特筆すべきカメラワークはありませんが、子供心を擽るレーザー銃やエイリアンのホバーバイクがモロッコを疾走する爽快なシーンはクローズアップを駆使して撮影されており、大スクリーンで鑑賞すると臨場感のある仕上がりとなっています。目新しさや印象的で息を呑む瞬間は全くありませんが、遊園地でライドに乗った様な暫しの楽しさを味わう事は出来たので、その点はブロックバスターとして納得のクォリティ。


映画の評価
マラケシュ市内を縦横無尽に駆け巡るアクションは『メン・イン・ブラック : インターナショナル』のハイライト


出典:”Men in Black: International(2019) ©Columbia Pictures”『参照:https://www.imdb.com

然りとて、『メン・イン・ブラック : インターナショナル』に欠けているエッセンスも多く、殊コメディに関しては著しい。ヘムズワースは『ゴーストバスターズ』(2016年)で演じたケヴィンから抜け切れていない印象があり、ナチュラルに天真爛漫で間の抜けたキャラクターを演じていますが、20年以上前に『メン・イン・ブラック』を世界的なヒットへ導いた危機的状況をも笑いに変えるコメディには及びません。エイリアンに侵略され、絶体絶命な状況下も緩い茶番劇に仕立て上げたセンスが見当たらない。

『メン・イン・ブラック : インターナショナル』はエージェントMやエージェントHと同じく、全体的に際立った特徴が無く、エッジの立った映画とは言えません。楽しく乗れるジェットコースターですが、このジェットコースターである必要が無い。シリーズの観どころや特長を良く捉えた作品では無く、過去作品の延長線にある映画として期待を持ってしまうと落胆しかねないので、単発のブロックバスターとして鑑賞する事をお勧めします。

映画『メン・イン・ブラック : インターナショナル』のネタバレあり評価
スカイ君
まぁ過去のMIBに比べたら味が無いというか、オリジナルのスタイルが好きだった人は良い顔しないだろうな。別にアクション映画としてはそんな悪くないと思うぜ
モカ君
名前は分からないけどあのスゴイ武器が砂漠を吹き飛ばしたシーンは笑ったよ!凄く派手でボクは面白かった!
映画『メン・イン・ブラック : インターナショナル』のネタバレ評価、クリス・ヘムズワース
スカイ君
そうだな、素直に観れば一時のエンターテインメントとして充分に面白いぜ!こっからはネタバレありで色々気になったところとか評価して行くから、まだ観てないなら回れ右だ!
予想がつく黒幕の正体と粗末な扱いが余りにも残念なエイリアン”ハイヴ”

『メン・イン・ブラック : インターナショナル』に登場するエイリアンの面々は背景に溶け込んでしまい、斬新なアイディアに触れる事が叶わなかった哀れなCGiの産物ですが、ハイヴに操られた双子のエイリアンだけは一見の価値があります。

銀河色としか表現出来ないエネルギー体の様な姿をした双子は美しく、同時に邪悪な恐ろしさを感じさせる神秘に溢れた存在で、ゴムの様な質感ばかりの他のエイリアンとは一線を画すヴィランでしたが、他方で人格やキャラクターと言える描写に欠けていたのが実に勿体無い。CGiを駆使したアクションと、この気味の悪いシェイプシフターに扮するラリー・ブルジョアとロラン・ブルジョアのダンスを不必要にも拝む事が出来るシーンは印象的ですが、単なる視覚的なインパクトに留まります。その点は裏に潜んでいたハイヴも全く同様。

パリの侵略で”最凶”と称されたハイヴですが、決戦でもその脅威は実感出来ず、映画館の席を立った瞬間にその姿形さえ忘却の彼方へ。恰も重要なシーンが幾つかカットされてしまった様な瞬間が多く、ハイヴにフォーカスしないのであれば、先述した双子を通して、よりその凶悪な資質を体現して欲しかったと感じました。


映画『メン・イン・ブラック : インターナショナル』のハイT
ハイヴに操られてメン・イン・ブラックの内部でスパイを働いていたハイT


出典:”Men in Black: International(2019) ©Columbia Pictures”『参照:https://www.imdb.com

そしてメン・イン・ブラックに裏切り者が居ると分かった瞬間から、『メン・イン・ブラック : インターナショナル』の黒幕探しが始まりますが、正体そのものはシャーロック・ホームズでなくても容易に察しがついてしまう。唯一、背筋に軽く寒気が走ったのはハイTを追ってエッフェル塔のエレベーターに乗ったエージェントHとMが真相に辿り着いたシーン。ハイTが陰の暗躍者である事は難なく察しが付きましたが、いつから、何故メン・イン・ブラックのインサイダーとなったのかまでは想像出来ませんでした。3年前にハイTと共にハイヴを撃退したとされる任務で、ハイTがハイヴに取り込まれて遺伝子を書き換えられ、エージェントHをニューラライズしたとは予想していませんでしたし、何より映画の中盤から幾度か耳にしていた台詞がそのヒントだった事に気付いた瞬間は良いサプライズ。

しかし、『メン・イン・ブラック : インターナショナル』の脚本は称賛よりも批判せざるを得ない点の方が多い。エイリアンのホバーバイクが繰り広げるチェイスシーンは確かに観どころでしたが、モロッコのマラケシュ市内を縦横無尽に駆け巡り、一部の市民を除いてニューラライズし損ねていたり、包囲網の周辺に見張りが居たり居なかったりディテールに着目すると、ルーズである事は否めません。殊に地球外のテクノロジーは細心の注意を払って公共の目から遠ざけるルールは、いつしか銀河の果てへと失われたらしい。

猛毒のエイリアンに噛まれたエキストラは即死するのに、エージェントHは不思議と瀕死の状態で数十秒間の猶予を与えられ、解毒剤を手にする事が出来るシーンも腑に落ちませんし、細部への配慮が欠けた脚本の罪業は枚挙に暇が無い。

その上、空虚なフェミニズムに抵触する定式的な台詞も所々に捩じ込まれ、気が散るので中途半端に詰め込むくらいであれば一思いに取り払った方が良いと言わざるを得ませんでした。ハリウッドで描かれるフェミニズムは批判家の煩わしい抗議や指摘に対する防御壁の様に思えます。謂わば企業が形式上は役員に女性を適当に数名連ねさせて、表面的には女性を後押ししている様に見せかけているだけの投げ槍な措置に近い。メン・イン・ブラックをウーマン・イン・ブラックと改める必要性を論点とするよりも、女性の脚本家がリードを執れる様に努めて欲しいと思いました。

不要なコンテンツは『メン・イン・ブラック : インターナショナル』のコンセプトにも及びます。今作が首題の通り、インターナショナルである理由と言えば異国の市街地をスターに走り回らせる事に他ならず、映像的なスペクタクルやアンビエンスも重要ですが、それに留まるだけだとすると拍子抜けします。

『メン・イン・ブラック : インターナショナル』のストーリーやセッティングには蛇足的な要素が多く散りばめられており、洗練された印象が薄いのはアクションが楽しいだけに口惜しいところ。

火花が散るもカリスマと確かなバディ・エンターテインメントには至らない

『マイティ・ソー バトルロイヤル』で“悪魔の肛門”をも共に潜り抜けたチャーミングなペア、ヘムズワースとトンプソンが再集結した『メン・イン・ブラック : インターナショナル』ですが、ジョーンズとスミスのミスマッチの様で絶妙にバランスが取れたタッグには及ばず。

その理由はエージェントHがセクシーなヘムズワース、エージェントMは芯の強い女性と言う他に全くキャラクターとしての特徴も相互の共通点も無い事にあります。『マイティ・ソー バトルロイヤル』では同じアズガルド人も、ソーの姉ヘラと因縁がある事も二人の関係に深みを与え、且つ自然な繋がりを持たせられていましたが、『メン・イン・ブラック : インターナショナル』に至っては同じ機密組織のエージェントである事以外に二人を結ぶものが無い。強いて言えば出勤時に挨拶を交わす間柄と言う程度ですが、キャストの相性だけではオーディエンスを掴んで離さない名物コンビにはなりません。

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コンビと言えばエージェントMと、彼女に忠誠を誓って已まないエイリアンのポーニィ。

『メン・イン・ブラック : インターナショナル』では、パグのフランクに代わる相棒エイリアンとして登場したポーニィですが、見せ場は監督が想定した以上に少ないと言っても良い。コミカルで憎めないキャラクターですが、声を担当したパキスタン系アメリカ人コメディアンのクメイル・ナンジアニでさえ『メン・イン・ブラック : インターナショナル』に課せられたジョークを全弾的中させられていません。パンチのある笑いを誘うシーンよりも、鬱陶しい瞬間の方が多い。


映画『メン・イン・ブラック : インターナショナル』のネタバレあり評価
『メン・イン・ブラック : インターナショナル』の新たなサイドキック、歩兵のポーニィは可愛らしさと鬱陶しさのキメラ


出典:”Men in Black: International(2019) ©Columbia Pictures”『参照:https://www.imdb.com

『メン・イン・ブラック : インターナショナル』のキャラクターが充分に設計されていない事に加えて、ストーリーが息継ぎの間も与えないペースで走り続ける事も、残念ながらバランスを失いかけたストーリーには弱り目に祟り目。

ハイサスペンスを維持し続けるのでも無く、ただ次々と状況が一転二転して入り組んだストーリーが淡々と展開されて行きます。全体を通して感情を入れ込む余地が無く、各シーンの余韻に浸るスペースがありません。死が近付いた瞬間も、緊迫感を感じる間も無く次のシーンへ。エイリアンが跋扈するSFブロックバスターとは言え、映画として無情が過ぎる印象を受けます。

平たく言えば、詰め込み過ぎです。

過去作品に出演していたエージェントO(エマ・トンプソン)が再登場していた事や、馴染みのあるメン・イン・ブラックのテーマ曲が聴けた事は良かったのですが、『メン・イン・ブラック : インターナショナル』の観どころは様々な作品を模倣したものばかりで、ストーリーに難がある分、創意工夫を期待したかったです。


映画『メン・イン・ブラック : インターナショナル』のネタバレ
この二人を観られたのは良かったが、それだけでジョーンズとスミスのタッグには敵わない


出典:”Men in Black: International(2019) ©Columbia Pictures”『参照:https://www.imdb.com

『マイティ・ソー バトルロイヤル』のペアリングは無論、不気味な双子のヴィランも『マトリックス リローデッド』(2003年)に登場した双子と全く同一ですし、新人エージェントが危険な任務に充てられて、ベテランのエージェントに学んで成長して行く構図も、『メン・イン・ブラック』の流れと同じです。

様々な作品の強みを活かす事に異論はありませんが、そのままコピー&ペーストするだけなら感心出来ない。

エージェントHがロンドン支局長となり、エージェントMがニューヨーク支局に戻って離れ離れとなった今、続編やスピンオフがどの様な方向に進むのかは推測の域を出ませんが、ジョーンズとスミスが届けてくれたメン・イン・ブラックらしい楽しさを改めて見つめ直し、違う角度から攻めたエンターテインメントを是非期待したい。


この映画を観られるサイト

『メン・イン・ブラック : インターナショナル』は6月14日より全国の劇場で上映中!気楽に友達でも誘って息抜きに観るのに丁度良い作品です。

まとめ

ヘムズワースとトンプソンは確かに楽しく観られますが、オリジナルには及ばない緩いバディ・コメディ。観どころは確かにあるし、瞬間的なサスペンスも認められるが、傑作には程遠い。

ハイペース過ぎて疲れるストーリー展開と薄いキャラクター・ビルディングも評価には値しない。

折角のキャストも勿体無く、ポテンシャルを投げ捨てた『メン・イン・ブラック : インターナショナル』はその瞬間だけを楽しむには充分のSFアクション。深く考えずにコーラでも啜りながら気楽に鑑賞する分には丁度良いのでは無いでしょうか。

メン・イン・ブラック : インターナショナルのネタバレあり評価
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