アクションの熱波!夏が再燃する『ジョン・ウィック:パラベラム』のネタバレあり感想と評価!真田広之が蹴った役は寿司職人兼暗殺者!

ジョン・ウィック:パラベラム


監督:チャド・スタエルスキ
出演:キアヌ・リーヴス、ハル・ベリー、ローレンス・フィッシュバーン、マーク・ダカスコス、エイジア・ケイト・ディロン、ランス・レディック、アンジェリカ・ヒューストン、イアン・マクシェーン 他
言語:英語
リリース年:2019
評価★★★★★★★☆☆☆

John Wick: Chapter 3 – Parabellum(2019) ©Lionsgate『参照:https://www.imdb.com


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~”殺戮の天使、ヘッドショット大量製造機、そして愛犬家?なジョン・ウィックが再び降臨、これまでを超えるド派手で生々しいアクションがふんだんに観られる”~
~”ありがちな、何が起きているか分からないアクションじゃない!気持ち良いテンポで展開される美麗なファイトシーンを心行くまで楽しめるけど、やっぱり勢いはあっても足りないのは重み?”~

もくじ


あらすじ


伝説の元殺し屋ジョン・ウィック
しかし、ジョンは裏社会のルールに違反した殺しを犯してしまう
挙句に懸賞金1,400万ドルを懸けた暗殺令が手配される
旧友の計らいでジョンへの暗殺令の発布を1時間遅らせる事に成功
誰が暗殺者かも分からぬニューヨークの街中を放浪するジョン
ジョンは暗殺令を発布した主席連合に許しを乞うべく
動き始めるが次々と暗殺者に行く手を阻まれて・・・


レビュー

ジョン・ウィック』(2014年)で犠牲になった仔犬の仇討ちから『ジョン・ウィック:パラベラム』の殺戮と混沌へ。

『ジョン・ウィック:パラベラム』はキアヌ・リーヴス扮する伝説的な暗殺者ジョン・ウィックのストーリーを描くシリーズ第三作となり、前作の『ジョン・ウィック:チャプター2』(2017年)のエンディングから間髪を入れず、手負いのジョン・ウィックが苦悶に顔を歪めながらマンハッタンの雑踏を放浪するシーンで幕を開けます。『ジョン・ウィック:チャプター2』ではヒットマン御用達のホテル、ザ・コンチネンタルの掟を破ってホテル内で殺人を犯してしまったジョンは破門者となり、ザ・コンチネンタルのサービスを一切受けられないだけに留まらず、ヒットマンを束ねる主席連合を通じて世界各国の暗殺者がジョンの粛正に伴う懸賞金を狙う事になってしまいます。

ザ・コンチネンタルのオーナー兼支配人のウィンストンはジョンとの友情の証に、1,400万ドルの賞金を懸けたオープン契約の発令を1時間差し止める事を約束し、その後が『ジョン・ウィック:パラベラム』へと続く流れです。

途絶える事無く襲い来る賞金狙いを返り討ちにしつつ、ジョンは旧友を頼りに主席連合の棟梁を探し求めますが、『ジョン・ウィック:パラベラム』の最も際立つ観どころは、お察しの通りシリーズを一貫して拘り抜かれ、緻密に設計されたアクションの数々です。『ジョン・ウィック:パラベラム』のオープニングに続く30分程のランタイムは、現に台詞が殆ど無く、聞こえるのは男たちの呻き声と断末魔、斧の刃が硝子窓を粉砕する音や銃声に続く血飛沫が迸る微かな音。


映画『ジョン・ウィック:パラベラム』のあらすじとネタバレ評価
スタイリッシュなセットを背景にアクションも、それ以外のシーンも映える


出典:”John Wick: Chapter 3 – Parabellum(2019) ©Lionsgate”『参照:https://www.imdb.com

退屈なスピーチやナレーションを削ぎ落し、無駄な間を入れずにアクションへ飛び込む勢いは、観衆の期待を惜しみ無く汲み取っていて気持ちも昂ります。

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5年前に『ジョン・ウィック』がアクション映画の名作入りを試みた当時は、ハードなアクションが光るスパイ映画の金字塔として絶対王座を獲得したジェームズ・ボンドやイーサン・ハントに対するインポッシブルな挑戦と思いきや、ウィットに富んだスタイルに驚いた記憶がありますが、『ジョン・ウィック:パラベラム』はその時の感覚を改めて想起させる作品でした。『ジョン・ウィック:チャプター2』ではアクションの激しさは無論、特異で好奇心を唆る裏社会の世界観がサンティーノと交わした取引のルールと掟や誓約の数々から一層広がりましたが、『ジョン・ウィック:パラベラム』に至ってはアクションと凝った世界観の双方を存分に楽しめます。

リーヴスは変わらず寡黙でミステリアスな暗殺者に徹しており、ジョン・ウィックなるキャラクターはビスポークで仕立てられたブリオーニのスーツの如く、リーヴスの為にテイラーメイドされた事を痛感させてくれる事も『ジョン・ウィック:パラベラム』の大きな魅力です。

スタエルスキ監督の手腕が光るアクションに頼り切る事無く、キャラクターとしてのディテールも忘れていない事に対する満足感が高い。某シーンではニューヨーク公共図書館を訪れて本を探していると、ジョンの懸賞金を狙う暗殺者の1人に襲撃されますが、ジョンは手に取った本を駆使して死闘に勝するだけで無く、件の本を本棚に戻しに行きます。


映画『ジョン・ウィック:パラベラム』のあらすじとネタバレ評価
ジョンを狙う暗殺者との一戦はこんな場所でも観られる


出典:”John Wick: Chapter 3 – Parabellum(2019) ©Lionsgate”『参照:https://www.imdb.com

生死を賭けた闘いとのコントラストが滑稽とも言えるシーンですが、シリーズが描いて来たジョン・ウィックらしい行動で、細かな描写への気配りも意識している事が分かります。

『ジョン・ウィック:パラベラム』は醜悪とも言える描写が際立つブラッディなヘッドショットと痛々しいシーンに彩られていて、強烈なアクションが好きな方なら歓喜するポイントが多々ある仕上がりとなっています。シリーズのファンであれば満足する事は間違い無いと言えますが、シリーズを鑑賞した事が無い方はジョン・ウィックの世界に纏わるルールや経緯を知らないとストーリーを楽しむ事は出来ないので予習しておく必要がある作品です。

映画『ジョン・ウィック:パラベラム』のあらすじとネタバレ評価
スカイ君
目ん玉にゆっくりナイフが刺さって行く描写とか結構痛々しかったぜ・・・フィスト・オン・フィストのアクションは本当に流石なんだけどな、ストーリーの内容そのものに対する緊張感ってのはあんまり無かったぜ、大体流れが分かっちゃうんで
モカ君
今回も激しかったね!雨が降る街中で闘う感じとか、色使いが蜷川実花っぽかった!
映画『ジョン・ウィック:パラベラム』のあらすじとネタバレ評価
スカイ君
あーそう言われれば分かるっちゃ分かるな。ストーリーは相変わらずストレートだったけど、ラストでちょっとしたお楽しみもあるんでネタバレは避けよう!って事でここから先はネタバレあり、まだ観てない人は是非鑑賞後にもっかい来てくれると嬉しいぜ!
素晴らしいアクションに呑まれ過ぎて分からなくなる・・・何故この映画を観ているのか?

スタエルスキ監督特有のスタイルが輝く『ジョン・ウィック:パラベラム』は、これまでの作品と同じくCGiやクイックなカットと編集に頼る事無く、スタントマンの息を呑む様な動きをそのまま流れる様なカメラワークで捉えている点が堪らない。

『ジョン・ウィック:チャプター2』から続投され、シネマトグラフィを担当したダン・ローストセンがジョン・ウィックの世界に息を吹き込み、その絶巧を以て目覚ましいシーンの数々がスクリーンに映し出されます。磨きが掛かった映像美はクラシカルなジェームズ・ボンドのシリーズにも見劣りしません。本来は胃の中を掻き回される様な感覚になるバイオレンスも、『ジョン・ウィック:パラベラム』ではアーティスティックになっています。

銃撃戦は従来通り随所で楽しめますが、『ジョン・ウィック:パラベラム』では殺戮のスタイルもバラエティに富んでおり、見慣れたヘッドショットを水中で放ったり、斧で側頭部を直撃したり、犬との連携プレイで噛み殺したりと鮮烈でゴアリーなアクションを味わえる様になっています。殊、冒頭30分は『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(2014年)を思い起こさせるゲームの様なシーンが続き、頻りに襲い来る懸賞金狙いの面々を、各々微妙に異なるシチュエーションやロケーションで一網打尽にする辺りはRPGの如くステージが次から次へと変わって行く様子が楽しい。

ハル・ベリー演じるソフィアが登場した後も、ジョンと共に披露してくれる輝かしいアクションがストーリーやモラルと関係無く修羅の場を正当化してしまいます。


映画『ジョン・ウィック:パラベラム』のあらすじとネタバレ評価
ジョンへの借りを返すべく、渋々援助するハル・ベリーもアクションで見せ場をしっかり楽しませてくれる

出典:”John Wick: Chapter 3 – Parabellum(2019) ©Lionsgate”『参照:https://www.imdb.com

ザ・コンチネンタルにて繰り広げられる熾烈なラストは少々冗長で、観ていて痩せた様な気がする程の熱波を感じるシーンが続きますが、マーク・ダカスコス扮する寿司職人兼暗殺者と刀で一騎打ちに投じるシーンは硝子パネルに囲まれた部屋が、これまでと異なる雰囲気を持つ戦場となり、命懸けで闘う男たちを後目に人工的な美しさに暫し目を奪われてしまうセットは流石と言ったところ。

しかし、言い換えれば『ジョン・ウィック:パラベラム』に不足しているのは真の緊張感や手に汗を握る感覚。

凶犬に四肢を食い破られても、指を切り落とされても、心臓を刀で一突きされても、感情への打撃は無論、生理的な拒否感でさえも薄い。『ジョン・ウィック:パラベラム』に登場するキャラクターから恐怖も痛みも喪失感も感じられず、何処と無く空虚なので激闘に勝利しても歓喜の念は極めて弱い。アーティスティックに仕立て上げる事の副作用とでも言うべきか、バイオレンスの渦中で足掻いているキャラクターからはリアリティが毟り取られ、酸鼻を極める死に様で命を落としても『ジョン・ウィック:パラベラム』の世界では全く以て無意味です。

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ジョンが窮地を脱する事は分かり切っている中、『ジョン・ウィック:パラベラム』の要と観どころは如何にクリエイティブな殺し合いで切り抜けるか。スタエルスキ監督の隙が無いディテールへの拘りには脱帽しますが、キャラクターとしての魅力や心が揺れるシーンを描く事にも同程度の熱意を注いで欲しいと願わずに居られないのも確かです。


映画『ジョン・ウィック:パラベラム』のあらすじとネタバレ評価
視線を奪われる様々なロケーションがアクションを一層スタイリッシュに演出


出典:”John Wick: Chapter 3 – Parabellum(2019) ©Lionsgate”『参照:https://www.imdb.com

フェアに評価させて頂く意味でも、一切感情に訴えかけない上辺だけ美しいアクション映画だと述べているのでは無い事は補足したい。最愛の妻を失い、妻が遺した仔犬も失い、妻と過ごし、培った思い出が詰まった家をも焼失した元暗殺者に生きる意味や希望があるのか。『ジョン・ウィック:パラベラム』はこのクリティカルな疑問を無視する事無く、ジョンが生きる事を願う意思とその想いを語るシーンは作品全体に共感の余地と人間的な重みを与えてくれている事からも、全くの馬鹿騒ぎを貫くばかりの作品ではありません。

しかし、そのインパクトが作品にウェイトを持たせるのはラストのショーダウン直前のシーン。

そこに至るまでのカーネイジにも同じ様な深みを与えられていれば、単に彩り豊かで瀟洒なアクションが一時の昂りを催すだけで無く、劇場を出た後も記憶に残るシーンへと昇華したかも知れない事を考えると勿体無い。そうして現実とは余りに乖離した嬲り合いを観続けて感覚が鈍ると、この映画を観ている理由を見失いかけます。誰が死のうとインパクトが無く、主要なキャラクターが全員暗殺者である以上は取り立てて入れ込む人物も居ない上(『ジョン・ウィック:チャプター2』では『ジョン・ウィック』と異なり、然程極悪人とも言えないキャラクターを殺害しているのでジョンもアンチヒーローより殺人犯としての側面が際立つ)、ストーリーに捻りも無い。

激動のアクションに呑まれて疲弊しかねない点を考えると、もう一歩踏み込んで『ジョン・ウィック:パラベラム』に相応の存在意義を与えて欲しかったです。

キアヌ・リーヴスは当然エクセレント!だけど、リーヴス以外は『ジョン・ウィック:チャプター2』程面白くは無い

『ジョン・ウィック:パラベラム』はジョンの復讐劇で無く、端的に言えば逃亡劇を描いた作品。ジョンが生きる世界のニューヨーク市街は四方八方を暗殺者が放浪しており、賞金を懸けられた以上は実質的に目にする人間の全てがアンタゴニストと言えます。

しかし、中でもメインたる者は必ず存在するもので、今回は日本刀での近接戦を得意とするダカスコス演じる暗殺者、通称ゼロ。主席連合の依頼を受けてジョンの粛正へと乗り出します。

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自らジョンのファンで、暗殺者として雌雄を決する機会に快感を覚える男ですが、日本刀を用いた戦闘シーンは再三述べた通り素晴らしいものの、スクリーンタイムが然程多く無い事もあってキャラクターとしては薄弱。それに加えて無理に日本語の台詞を挟む事もあるので、日本語を流暢に話す身としては少々滑稽で苦笑してしまう事も。

然りとて、日本の映画やドラマに出演しているバイリンガルを謳っている俳優や女優も、大概はアメリカに辿り着けず北太平洋付近で拾って来た様なアクセントを披露する事が多い以上、お互い様かも知れません。真田広之が『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)でジェレミー・レナーに斬り殺される一瞬の為にダカスコスにゼロの役柄を譲ってしまったとの情報もあり、その点も無念です。


映画『ジョン・ウィック:パラベラム』のあらすじとネタバレ評価
“オリャオナズィ、コロスィのタトゥズィン!ミスタウィックゥ(俺は同じ殺しの達人!ミスターウィック!)”の最高に間の抜けた台詞が頭から離れないダカスコスのゼロ


出典:”John Wick: Chapter 3 – Parabellum(2019) ©Lionsgate”『参照:https://www.imdb.com

粗探しをしている様に見えかねないかも知れませんが、私としては重苦しく、笑いを誘う様な状況では無いシーンで途端に決まりが悪い事を真顔で披露されると、軽い胸騒ぎの様な恥ずかしい気持ちに映画から一歩押し出されてしまうので、案外重要なポイントでは無いかと思います。殊、『ジョン・ウィック:パラベラム』の様にミステリアスで冷淡なキャラクターや世界観、見栄えへの拘りが強い作品である程、こうした粗い側面が際立ってしまう様に感じました。

総じてジョンを演じるリーヴスの静かなカリスマと威圧感には及ばない相手となっており、戦闘能力は高いものの第三作目にして期待していた、足が竦む様なヴィランでは無い事が口惜しい。

輪を掛けて残念なのは、エイジア・ケイト・ディロン扮する裁定人。

肩書通り主席連合の一員として、規定に違反した者の罪咎を裁定して相応の罰則を与え、裏社会の秩序と均衡を保つ人物ですが、ゼロを凌駕する存在感とカリスマを備えたキャラクターとして惹かれるも、『ジョン・ウィック:チャプター2』のルビー・ローズ演じるアレスの様なキャラクター・ビルディングが観られませんでした。裁定人は微動だにしない表情で、淡々と裁きを与えに周るだけです。


映画『ジョン・ウィック:パラベラム』のあらすじとネタバレ評価
神出鬼没でミステリアスな裁定人は単なる主席連合の使いっ走りに・・・


出典:”John Wick: Chapter 3 – Parabellum(2019) ©Lionsgate”『参照:https://www.imdb.com

宝の持ち腐れに留まらず、ジョンの旅路に伴う燃える様なアクションに水を差す様に登場しますが、ロケーションが異なるだけで行動や台詞は毎回殆ど同じとなると、映画の流れも阻害するキャラクターになってしまっていて残念でした。

しかし、細かな点に鑑みるとパーフェクトでは無いものの、『ジョン・ウィック:パラベラム』は差し詰め2019年に公開されたアクション映画の中でもトップに君臨すると称しても過言では無い作品で、丹念に設計されたアクションのコレオグラフィ、美しいシネマトグラフィを堪能する為にも映画館で鑑賞しない理由がありません。5年の歳月で築かれた世界観とジョン・ウィックのキャラクターとしての魅力を楽しむ為にも、ジョン・ウィック』、『ジョン・ウィック:チャプター2』を今一度手に取って頂いた上で鑑賞する事をお勧めさせて頂きたい。

2時間、ヘビーなアクションを爽快に楽しむにはベストな一択です。


この映画を観られるサイト

『ジョン・ウィック:パラベラム』は全国の映画館で10月4日から上映予定!

『ジョン・ウィック:パラベラム』の鑑賞前に過去作品を観た方がタイムラインも繋がり易く、ストーリーが繋がって楽しめるので未鑑賞の方だけでなく、暫く間が空いた方も是非診て頂く事をお勧めします。『ジョン・ウィック:パラベラム』の鑑賞前日や直前などが特にお勧めです。

いずれの動画配信サービスも無料体験期間がありますので、観たい作品だけ観て解約する事も出来ます。通勤中のスマホでも好きなだけ映画が観られます!

 

更にU-NEXTなら契約しても月額、たったの2,000円で洋画6,500本が見放題でアダルト作品まであります。2日に一本缶コーヒー買うのと同じ程度の出費、しかも毎月1,200ポイント付与されるから課金しないと観られない最新映画も実質、月2本まで無料で観られます。

まとめ

アイコニックなアンチヒーローとしての立ち位置を確立しつつあるジョン・ウィック。キアヌ・リーヴスが適役である事に加え、クルーの手腕が相乗効果となって傑出したアクション、そしてエンターテインメントとなっている『ジョン・ウィック:パラベラム』は、アクション映画が好きな方は絶対に観るべき作品です。

しかしユニークで新しい世界観を細部まで創り上げた事も考えると、キャラクターを安易に使い捨てるのでは無く、発展させたりビルドアップしたりと、もう一歩注力して欲しかった点はマイナスでした。

スタイルが特徴的で突出したアクションを有する以上、多くの人々を魅了するには充分なエッセンスを湛えた映画ですが、一層楽しむ為には『ジョン・ウィック』のストーリーから1週間程しか経っていない設定なので、『ジョン・ウィック:パラベラム』を鑑賞する直前に『ジョン・ウィック』、『ジョン・ウィック:チャプター2』を立て続けに観る事をお勧めします。

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